だいしょう×よしもと Presents「中小企業もSDGs~取り組もう、みんなで!~」

大阪商工会議所と吉本興業が『だいしょう×よしもと Presents「中小企業もSDGs~取り組もう、みんなで!~」』を開催。
今回のイベントは、吉本新喜劇を通じて、SDGs(持続可能な開発目標)が中小企業にもわかりやすく、SDGsの認知度を向上させることを目的に開かれたものです。
会場には648名の参加者が詰めかけ、SDGsへの理解を深め、吉本新喜劇を大いに楽しまれました。
会場のホワイエでは、SDGsを大阪で実践する17の企業、団体がブースを出展。
それぞれのブースではSDGsに関連する商品の販売や展示、活動紹介を実施しました。
さらにスタンプラリーも行い、イベントの最後にはすべてのブースのスタンプを集めた参加者を対象にした抽選会も開かれました。

【日時】8月23日(金) 17:30~21:15
【会場】大阪商工会議所7階 国際会議ホール
2019.08.23
イベントのはじめに、大阪商工会議所 常務理事・事務局長 近藤博宣氏が開会の挨拶を行い、SDGsについて国だけではなく企業セクターが本気にならないと達成できない課題が多いと説明。
今回はSDGsについて楽しく理解を深めてもらい幅広い人たちに身近な経営課題として捉え直してもらうきっかけになればと話されました。

続いて、JICA関西所長/関西SDGsプラットフォーム事務局 西野恭子氏は『関西におけるSDGsへの取り組み』を紹介。
また、吉本興業が取り組んでいる“笑いの力でSDGsを推進”というのは、SDGsを身近な自分ごとにする力があると思うと支持し、SDGs新喜劇を見て、さらに関西でSDGsへの取り組みが広がることを期待していると話されました。
そして『SDGs吉本新喜劇』がスタート、まずは川畑泰史さんが登場。
本日の新喜劇はSDGsの目標9番“産業と技術革新の基盤をつくろう”、14番“海の豊かさを守ろう”、17番“パートナーシップで目標を達成しよう”の3つを入れて台本を作ったと説明。
そのうえで会場から追加で3つの目標を募り、「誰に何の目標を言ってほしいか」とリクエストを受け付けました。
お客様からは13番“気候変動に具体的な対策を”これを川畑さんに言ってほしいとの声が。
続いて2番”飢餓をゼロに”は酒井藍さんを指名。
10番“人や国の不平等をなくそう”はすっちーさんが担当することに。

川畑さんは若干しどろもどろになりながらも、リクエストのあった目標をセリフに入れることに成功。
そのあとも、酒井藍さんの定番ギャグやすっちーさんの飴まきなどで会場は大盛り上がり。
ほかにも島田一の介さん、浅香あき恵さん、島田珠代さんなどおなじみの新喜劇メンバーがステージに登場するたびに、会場は笑いに包まれました。
そしてなんとイベント最初に挨拶を行った大阪商工会議所 常務理事・事務局長 近藤博宣氏もチンピラ子分役で新喜劇に参加。
若干緊張の面持ちながら、しっかり役をこなされました。
近藤常務が吉田裕さんにツッコまれる様子には会場も大爆笑。
最後にはSDGs新喜劇らしい見事なオチでエンディング。
会場いっぱいの参加者の皆さんが大いに笑い、盛り上がりつつ、SDGsに対する理解を深めることが出来た公演となりました。

公演終了後には17の目標のパネルを掲げた出演者全員がステージへ。
「楽しんでいただけましたでしょうか」と川畑さんが挨拶すると、大きな拍手が。
新喜劇のストーリーの中でSDGsの目標は身近なことに置き換えられ、難しく考えすぎずに取り組むことができることをお客様にアピールされました。
企業、個人がそれぞれの立場で考え、行動することで、SDGsの達成に向けて大きな力になることが笑いと共に伝えられるイベントとなりました。