【よしもと×国連×KDDI】SDGsセミナー

2019年2月5日(火)東京・KDDI本社にて「【よしもと×国連×KDDI】SDGsセミナー」が開催されました。
KDDIの社員に向けてよしもと×国連がお送りするSDGsセミナーである本イベントは、国連広報センター所長の根本かおる様をゲストに迎え、SDGsについてやその具体的な取り組みについての説明を行って頂きました。
次長課長・河本準一、ランパンプスとKDDI社員が一緒にSDGsを楽しく学べるワークショップも実施しました。
2019.02.05
まずは、国連根本氏による「これだけは知っておきたい!ビジネスパーソンのためのSDGs基礎知識」。
SDGs(持続可能な開発目標)とは、2030年を達成期限とする17のゴール、169のターゲット、およびその進展を評価するための指標を持つ包括的な目標であることが説明されたあとは、気候変動や使い捨てプラスチックなどの現在の地球の課題や日本のSDGsの現状、また今後企業に求められることなどが説明されました。

続いて、吉本興業のSDGsへの取り組みについて発表です。
SDGs社内認知度100%からスタートする為に芸人・全社員参加のキックオフ講演会を実施したこと、そして芸人の力を借りてSDGsを伝える活動を継続し、ゆくゆくは日本だけでなく世界を笑わせることができるような活動につながればという思いを発表しました。
具体的な活動として、沖縄「島ぜんぶでおーきな祭」、北海道「みんわらウイーク」、京都「京都国際映画祭」)でのSDGsのPR活動や、ショートムービーや動画の制作、またメディアや各省庁、地方自治体との取り組みなどについても紹介しました。
続いては「よしもと芸人と一緒にSDGsを考えよう!」と題されたワークショップがスタート。ここからはMCを次長課長・河本準一、アシスタントをランパンプスが務めます。

ここではテーブルごとにグループに分かれ、「SDGsについて、KDDIとしてどのような取り組みをしていくか」を考えていきます。そのグループワークの課題は2つ。ひとつは「アイウエオ作文」ならぬ「SDGs作文」。S、D、G、sのそれぞれの頭文字を使って文章を作り上げ、グループもしくは個人の自己紹介を考えるというものです。

そしてもうひとつは、それぞれのテーブルに表示されている17の目標のうちのひとつについて、KDDIとして「できたらいいな」と思う取り組みを考える、というもの。この課題では、若手も意見を言いやすいようにと、河本が「グループのいちばんの若手がリーダーとなって発言してください」と指示を出します。
30分のシンキングタイムの際には、根本様が各テーブルを回り、直々にKDDI社員の皆様にSDGsをレクチャーする一面も見られました。
次長課長河本、ランパンプスもKDDI社員の皆様と一緒にワークショップを楽しみ、SDGsについて意見を交わしていました。

まずは、SDGs作文からですが、「S=失敗しても、D=大丈夫、G=がんばれる、s=新入社員」とグループのひとりにスポットを当てたものや「S=ソフトバンクも、D=ドコモも、G=ギャフンと言わせたい、s=商品技術部のカンです」という、商品技術部の自己紹介作文など、次々とユニークな作文が披露されました。

続いて、テーブルごとのテーマについての取り組みを考える2つめの課題発表へ。ここでは「4.質の高い教育をみんなに」について、「KDDIの利益の一部を提供して、奨学金の額を大幅に増やす」などのアイデアが出されます。河本さんに「その利益って?」とツッコまれると、「偉い人のお給料とか……」と明かす社員に会場は笑いに包まれます。

また、同じく「質の高い教育をみんなに」をテーマとした別のグループは、「全国にあるauショップを活用して、みんなが勉強する“寺子屋”のような場所にする」というアイデアが発表されました。

他にも、「11.住み続けられるまちづくりを」というテーマでは、KDDIらしく「ケータイみたいに持ち運べる家づくり」を提案し、アプリで家を提供するというかなり奇抜なアイデアを披露したグループに、河本が「すばらしい発想!」と絶賛するなど、初対面同士のグループも多々あったとは思えないほど和気あいあいとした雰囲気のワークショップとなりました。

最後に河本が、「SDGsはボランティアではないので、企業として利益につながるような貢献の仕方をみなさんがそれぞれ考えてもらえればと思います」と話したあと、「とりあえず今日は次長課長とランパンプスだけ覚えて帰ってもらえれば」と話し、笑いを誘います。
KDDI サステナビリティ担当役員・土橋様より「本当に楽しくSDGsを学ぶことができました。これから、自分たちなりに通信の力を使ってSDGsに取り組んでいければと思っています」との締めの挨拶があり、セミナーは終了しました。