万博会場全体が笑顔でひとつに!『Walk the Talk for SDGs in EXPO2025 UN&YOSHIMOTO』を開催!

一般来場者数が650万人を超え(6月時点)、さらなる盛り上がりを見せている大阪・関西万博。会場内では、毎日様々なイベントが行われ、国内外からの来場者を楽しませています。6月15日(日)には、国連パビリオンと吉本興業株式会社が「すべての参加者が笑顔でひとつになる日」を目指す『Walk the Talk for SDGs in EXPO2025 UN&YOSHIMOTO』を開催。会場の各所で様々な催しを展開し、大いに盛り上がりました。

「Walk the Talk」は、WHO(世界保健機関)がこれまでジュネーブやニューヨークなどでも行ってきたイベント。タイトル名は「有言実行」を意味しています。今回開かれる『Walk the Talk for SDGs in EXPO2025 UN&YOSHIMOTO』のメイン会場「シャインハット」では、オープニング&クロージングステージが行われました。
2025.6.15

JO1、東野のSDGsへの取り組みとは!?

イベントの幕開けとなるオープニングステージでは、MCの東野幸治、亀井京子、そしてミャクミャクが登場。東野が「大阪・関西万博、楽しんでますか?」と問いかけると、会場からは歓声が上がります。そしてスペシャルサポーターのJO1を呼び込むと会場からは大歓声が。メンバーは万博会場に来たのが初めてとのことで、ミャクミャクに触れるなどリラックスしたムードです。亀井からは今回のイベントについて、そしてイベントの目的が「今日をきっかけに、実現を目指せる目標をそれぞれ見つけること」であることが伝えられます。

目標を聞かれた東野は、「このイベントが成功するのが目標」と話すと、ゴミができたらゴミ箱に捨てるなどできることを心がけていきたい、とコメント。JO1は「Go to the TOPする!!」という目標を発表。そこから全員がSDGsについて心がけていることを発表します。「環境にやさしいアーティストになりたい」、「楽屋をめっちゃきれいにすることを意識してる」、「挨拶する」、「買い物は食べる分だけ買う」、「携帯の画面をちょっとだけ暗くする」、「食べ残しをしません」、「食べ物、飲み物、衣類、時間、大切にしたい」、「水を飲むときにマイボトルを持ち歩く」、「東野さんの言うことは絶対!」と笑いも交えながら、全員が目標を語りました。

亀井からは来場者や配信を見ている人たちに向けて、『#mygoal0615』をつけて自分の目標をSNSに投稿するように呼びかけも。クロージングステージでのJO1のスペシャルパフォーマンスのバックに投稿された目標が映し出されることも明かされると、メンバーも「たくさんの投稿、お待ちしています!」とアピールしました。

JO1とよしもと芸人、2つのスタンプラリーを実施!

ここからは会場を歩きながら楽しめるスタンプラリーの説明に。まずは「JO1とつなぐ MY GOALS スタンプラリー」について。デジタルスタンプラリー用のQRコードをスマートフォンで読み取ると、JO1メンバーの手書きメッセージ入りのオリジナルAR画像が表示されること、スタンプをコンプリートするとオリジナルステッカーや抽選でイベント限定エコバッグが当たることも伝えられました。続いて人気芸人のスタンプを集める「そうだ!どんどんがんばろう!スタンプラリー」について、さらに国連パビリオンなどでも様々なイベントが行われると説明がありました。

特別ゲストも続々と登場!

ここで特別ゲストとして横山英幸大阪市長が登場。横山市長は、万博が始まる前は厳しい声が多かったと話しつつ、会場を見渡し「皆さん、笑顔でありがとうございます!」と感謝。続けて、大阪もSDGsに取り組んでいることに触れ、笑顔と健康が重要なメッセージ、楽しんで笑って帰っていただきたいと呼びかけます。そして、大阪ヘルスケアパビリオンについても言及。25年後の自分に会えるREBORN体験チャレンジについて話すと、今の生活を変えることで未来を変えられる、日々の健康に留意すれば25年後を変えられる、と話しました。目標を聞かれると、「笑顔があふれる大阪の街をつくりたい」と明言。
「こういうイベントや取り組みが街中でされて、働いていても楽しい、笑って過ごせる大阪を吉村さんとタッグを組んでつくっていきたい、半年間のイベントだけでなく、そこから改めて発信していきたい」と力を込めました。

続いては国連事務次長補で大阪・関西万博 国連パビリオン代表のマーヘル・ナセル氏の挨拶です。ナセル氏は会場に感謝を伝えると、Walk the Talkについて2017年から吉本興業とWalk the Talkのコラボを築いてきたことなどを話すと、SDGsについても言及しました。JO1からの「万博へ着ている人へのメッセージを」という呼び掛けに、ナセル氏は「万博はカーボンフットプリントを気にせずに世界中に行くことができます、パビリオンに行くことでその国の人とつながることができるのが万博のいいところだと思います」とアピール。自身の目標については「平和、公正、平等な場所であるように、できることをやっていきたい」と訴えました。

続いては、国連大学・学長のチリツィ・マルワラ氏が登壇。マルワラ氏はまず国連大学について説明し、世界の13の研究所を合わせると、17のSDGsの目標をすべて網羅していると話します。そしてSDGsの達成期限まであと5年であり、今日この会場にたくさんの人が集まってくれたことがハッピーで勇気をもらっているとメッセージ。力を合わせて世界をより良い場所にしていきましょうと話すと「SDGsを、世界的な平和を前に進めていきましょう」と訴えました。

万博会場内に人気芸人たちが登場!

続いてはスタンプラリーのスポット紹介。「よしもとwaraii myraii館」の天才ピアニスト(竹内知咲、ますみ)、ガクテンソク(よじょう、奥田修二)、久代萌美と中継を繋ぎます。ガクテンソクは「よしもとwaraii myraii館」で行われる「YOSE in EXPO」について説明。そしてガクテンソクの目標として奥田は「吉本に貢献する」、それを受けてよじょうは「国連に貢献します」とひとスベリ。東野からも「スタジオ、本当に1人も笑ってません」とツッコミが入りました。

続いての中継では、バッテリィズがポップアップステージ 東内で様々なパビリオンとコラボしたトークセッションが行われることを伝えます。国連パビリオンからは3時のヒロイン(ゆめっち、福田麻貴、かなで)がレポート。JO1のスタンプラリーにかなでがチャレンジし、「めっちゃ楽しい!」とアピールしました。

オープニングを締めるのはあのレジェンド芸人!

オープニングステージもいよいよ終盤。横山市長、チリツィ・マルワラ氏も再びステージに登場します。JO1はメッセージとして、このイベントをきっかけに目標を考えることが大切と訴えると「今日一日楽しんで、目標を見つけて投稿してください、目標を背負ってパフォーマンスしますので、たくさんの投稿お待ちしています!」と呼びかけました。

ラストはスタート宣言です。西川きよしとミャクミャクがステージに登場すると会場からは拍手が起こります。きよしはミャクミャクといっしょに出られると思わなかったと話すと、70年万博に出演していたことを明かし、「人生は小さなことから」「コツコツと」のコール&レスポンスで会場を盛り上げます。さらにメガネを外すと「よしもとのミャクミャクです」とアピール。JO1のメンバーともコミュニケーションを取ると、自身の目標について、「3回目、50年後の万博も狙っていきたい、そのとき130歳!」と笑わせました。そして、JO1の「Walk the Talk for」、観客の「SDGs」のあと、きよしの「スタート!」の声が響き、イベントがスタートしました。

JO1のステージに観客は熱狂!

オープニングステージから6時間。日中も賑わいを見せたイベントもいよいよ終盤に。クロージングステージのMCはオープニングと同じく、東野幸治と亀井京子が務めます。

東野は会場に「楽しんでいますか?」と呼びかけ。そして、東野はオープニングで話したゴミについての目標をポストしたところ1万4,000件ほど見てもらったものの、コメントはゼロだったと笑わせます。亀井はオープニングステージで伝えた「#mygoal0615」をつけての投稿について会場へ「投稿していただけたでしょうか?」と問いかけると、会場からは拍手が起こりました。

ここからJO1のパフォーマンスがスタート。1曲目の「BE CLASSIC」が始まると、会場からは大きな歓声が起こります。2曲目の「Love seeker」を歌い終えると「気持ちいいです!」と笑顔を見せていました。

国連からも熱いメッセージが!

続いて国連副事務総長のアミーナ・J・モハメッド氏からのVTRが流されます。モハメッド氏は、SDGsは健やかな地球と共にに生きるためのビジョンであり道しるべと話すと、このイベントで少しでも学びや発見があったらうれしく思う、今日のイベントを終えるにあたって、17の目標のうち一番響くものは何かを考えてほしい、と訴えました。

次にステージには根本かおる国連広報センター 所長が登壇。根本氏は「感謝、感謝、感謝です、手応えバッチリです」と笑顔を見せると、東野に「国連の皆さんが参加しているイベントに吉本興業、大丈夫ですか?」と聞かれると、お笑い大好き人間ですと根本氏。

そしてモハメッド氏が国連ナンバー2で、SDGsの推進役であることを明かし、2017年から吉本興業とタッグを組み、SDGsを自分ごとにしてアクションにつなげてもらうということを行ってきた、ひとつの集大成としてこの場があると思うと話します。

お笑い、エンターテインメント、学びがすべてフュージョンになっていた、世界で多くの戦争が起こっている中で、多くの国々が参加して開かれている万博は平和をつくる場になっていることを実感していると話し、SDGsのターゲットのうち順調に進んでいるのは17%しかない、目標達成に向けて今日を出発点に友達や家族を巻き込んでSDGsのために邁進してもらえればと力を込めました。

続いて、東野から目標を問われると「もっともっと笑顔をつないで、もっと世界を平和に、ハッピーにしたい」と話すと、身近な目標として「地産地消」を挙げました。

会場で奮闘した人気芸人たちも集結

続いて、ゆりやんレトリィバァ、3時のヒロイン(ゆめっち、福田麻貴、かなで)、天才ピアニスト(竹内知咲、ますみ)、バッテリィズ(エース、寺家)も登場します。寺家は「スリランカの遊びが楽しかったです」と話すと、その内容について「ストローに毛糸を通す」と明かし、笑わせます。

竹内は相方のますみがオダウエダ・植田紫帆と楽屋の冷房をできるだけ下げていたので、すぐに止めたと暴露。ゆりやんは国連大使風のしゃべりで笑わせます。

続いて、それぞれが目標を発表。バッテリィズはエースが「一人のこらずしあわせにします」と書きますが、寺家から「残らず」と「幸せ」を漢字で書けていないとツッコミが。

天才ピアニストは、賞レースをいろいろ取らせてもらってると話したあと、目標は「(さっき話していた国連の)根本さんのポジション」とぶち上げます。3時のヒロインの目標はかなでが書いた「食べ尽くす」、ゆりやんは意味不明の数式を書きますが、スベリ気味。再び竹内から、ゆりやんは楽屋でマイケル・ジャクソンのスリラーを大音量で流し、全員でゾンビになって最終的に竹内を噛まないというボケをしていたとバラされます。

JO1もノリノリで芸人とコラボ!

ここで再びJO1がステージに。ゆりやんにはデビュー当時に会ったことがあるらしく、そのときにゆりやんから「豚になってください」とムチャブリされたことを明かします。ゆりやんはメンバーからサングラスをプレゼントされますが、それを使ってもボケ続け、笑わせました。

続いて「#mygoal0615」をつけての投稿がどれくらいあったのかを発表。亀井からはトレンド入りし、3位にランクインしたことが明かされます。

ここで東野がオープニングと目標が変わってるかも、とJO1にムチャブリ。メンバーから「JO1でコメディの番組が欲しい」と声が上がると、エースは「僕らよりおもしろくなりそう」、福田は以前コント番組で共演していたことを明かし、天才ピアニストはお気に入りの刺股で取り押さえるネタでコラボしたいとリクエスト。「JO1で東野さんの番組に」との意見も出ますが、東野は「全員の名前を覚える自信がない」とまさかのお断り。会場は笑いに包まれます。

フィナーレのあとはプロジェクションマッピングも!

いよいよイベントを締めくくる大フィナーレへ。改めて根本氏、そしてミャクミャクもステージに上がると、JO1が「WOW WAR TONIGHT」を熱唱。会場の壁には、たくさんの人たちが投稿したそれぞれの目標が映し出されました。芸人たちが口々に感想を伝える中、ゆりやんは「万博最高!」、改めてJO1は「みんなといっしょに踊れて、歌えて、本当に最高でした!」と叫ぶと、会場から歓声と拍手が起こりました。

最後に会場となったEXPOホール「シャインハット」の外壁で、今回のイベントのプロジェクションマッピングがJO1の曲にのせて行われることを告知し、クロージングステージは終了。会場の外にはプロジェクションマッピングを見ようと、多くの人たちが詰めかけます。「シャインハット」の壁面にはまず投稿されたたくさんの目標が、そしてJO1のメンバー1人ずつの顔写真とメッセージが続けて映し出されると、ラストはJO1の直筆のメッセージとコメントが流されました。