ココリコ・田中が気候変動やSDGsを識者と一緒に考える。
BSよしもと『あなたの街から1.5℃の約束』放送

BSよしもとは、国連「SDGメディア・コンパクト」加盟メディアによる、国レベルでの世界初の共同キャンペーン「1.5℃の約束ーいますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」に参加。2022年11月7日(月)~11月13日(日)の1週間でオリジナルキャンペーン『あなたの街から、1.5℃の約束 BSよしもと SDGsウィーク』を実施し、放送中の番組での特集やSDGsウィーク特番を放送しました。
BSよしもとは、国連「SDGメディア・コンパクト」加盟メディアによる、国レベルでの世界初の共同キャンペーン「1.5℃の約束ーいますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」に参加。11/7(月)~11/13(日)の1週間でオリジナルキャンペーン『あなたの街から、1.5℃の約束 BSよしもと SDGsウィーク』を実施し、放送中の番組での特集やSDGsウィーク特番を放送しました。 「地方創生」に貢献するチャンネルであるBSよしもとでは、地球温暖化をはじめとする気候変動に歯止めを掛けるための具体的なアクションやSDGsに関する具体的な取り組みを、全国の各地域から考えていくきっかけとなるキャンペーンを目指しています。
今回のキャンペーンを牽引するアンバサダーは、SDGsの目標14「海の豊かさを守ろう」を達成するため、MSC「海のエコラベル」を広げる活動をしている田中直樹(ココリコ)が務めました。

※「1.5℃の約束ーいますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」とは
国連広報センターが「SDGメディア・コンパクト(世界中の報道機関とエンタメ企業に対して、その資源と創造的才能をSDGs達成のために活用するよう促すことを目的として設立)」に加盟する日本のメディア約150社とともに、気候変動対策のアクションを呼び掛けるキャンペーンのこと。「世界の平均気温の上昇を産業革命以前に比べて+ 1.5℃に抑えること」を目標に行われています。
2022.11.07

「あなたの街から1.5℃の約束」SDGsウィーク特番
放送日時:
2022年11月12日(土) 16:00~17:00 [再放送11月13日(日) 22:30~23:30]
出演者:
田中直樹(ココリコ)、根本かおる(国連広報センター 所長)、江守正多(東京大学 未来ビジョン研究センター 教授/国立環境研究所上級主席研究員)

今回のテーマである「地球温暖化」に関して、ココリコ田中がゲストと対談する番組。国連広報センターの根本さんとは、SDGsの取り組みの実態や「1.5℃の約束」キャンペーンについてを、江守さんとは地球温暖化の現状について話を伺いました。
また、全国で活躍する“住みます芸人”から、各地域で起こっている現象を、有識者のお二人に質問し、気温上昇を抑えることを真剣に考えていく番組となりました。
2050年までにCO²ゼロは実現できる?
最初のゲストは、東京大学未来ビジョン研究センター教授で、国立環境研究所 上級主席研究員の江守正多さん。気候科学が専門の江守さんに、地球温暖化の現状について質問しました。 現在はなんと1.1℃まで上昇。田中が率直に「このままだと地球ヤバくないですか?」と問うと、江守さんは「そうですね。地球がヤバいというか、人類、海の生き物などもヤバいです」と警鐘を鳴らします。
近年、気候変動に伴い自然災害が増えているものの、自分が住む地域に直撃しなければ実感はしない……。だからこそ、日本や世界全土が危機意識を持てていないと言います。江守さんは「我々の世代は逃げ切れるのかもしれないですけど、次の世代、その次の世代のことを考えると、(災害が)直撃する可能性もあるし、暑さも半端なくなります」と警告しました。
地球温暖化への意識について、「みんなの意識が変わっている気がする」と話す田中に対し、江守さんは「難しいのは、問題が大きすぎて、自分が心配してもどうにかなるもんじゃない。止めるには、我慢しないといけない、生活の質を落としたくないとなりがち」と指摘します。田中は、ごみの分別やフードロスをなくすなど、自分でできる範囲のことしかやれていない、としながらも「でも、この小さなことさえもやらなくなると大変なことになるぞ」という意識があると述べます。
江守さんは「生活の中で気を付けてもらうことはいいこと」としながら、残り+0.4℃で抑えるためには、世界のCO²の排出量を2050年ごろまでに実質ゼロにしなければならないと指摘。地球では、エネルギーの源として化石燃料に頼りがちということもあって、田中は難しいのではないか、と問いますが、江守さんは「理論的には無理ではないんです。目指そうと思えば目指せられる」と返答。まだ軌道には乗っていませんが、30年後には世界の常識が変わるんじゃないかと予想します。

田中が日本のディカプリオに!?
現在、分煙が進んでいるタバコだって30年前はどこでも吸う人がいて、今となっては驚きの光景。江守さんはそれと同じだとしつつ「(タバコも)多くの人にとっては常識が変わったと思うんです。CO²が出ないのが当たり前の世界……技術の進歩も必要ですが、『昔はよくあんなにCO²を出していたね』という時代がくると(信じている)」とコメント。江守さんの話に、田中も「『いけるかも! 』という気持ちになってきましたね」と希望を持ちました。
このほか、エネルギーの常識が変わりつつある話や、CO²ゼロに向けて世界で考える責任のこと、さらには、日本各地に居住する「住みます芸人」から「台風によるミカン農園への被害」(和歌山県/わんだーらんど・たにさか)、「温暖化によるサンゴ白化問題」(沖縄県/カシスオレンジ・仲本新)などのレポートが読まれ、江守さんに見解を聞きました。
そんな田中にはメディアを通じて、今回の取り組みのようなことを発信してほしいとのお願いが。アメリカでは、俳優のレオナルド・ディカプリオが気候変動問題に取り組んでいますが、江守さんは田中に「日本では関心を持って発信してくれる有名人の方が少ないので、ぜひ、日本のディカプリオになってほしい」と依頼、田中を笑わせました。
SDGsはSOS!
続いてのゲストは、国連広報センター所長の根本かおるさんです。2016年より日本政府が開催する「持続可能な開発目標(SDGs)推進円卓会議」の構成員を務める根本さんには「SDGs」の実情や「1.5℃ の約束」キャンペーンについて話を聞きました。
15年間の新たな行動計画である「SDGs」が始まって6年が経過。根本さんに現在の状況について質問すると「進んでいる分野もありますけど、おしなべて言うと、SOSです! 」と本音を吐露。世界で格差、気候変動、紛争がある中、ゴールである2030年に目標が達成できない、という危機感を持っていたとのこと。
スピードを高めるべく、2020年からは「行動の10年」を掲げたものの、コロナが起こってしまい、世界中に大打撃が……。それにくわえてロシアがウクライナに軍事侵攻。両国ともに世界の穀倉地帯ということから、ロシアやウクライナの輸入作物に頼っていた途上国はダメージを受け、食料価格がものすごく上昇しました。今は落ち着きつつあるものの、「途上国は債務不履行の嵐です。このような状況は危機に直面しているとしか言えない」と根本さん。来年は「SDGs」の折り返し地点。反転攻勢するべく、来年はメンタルを高めていくしかないと意気込みました。

キーワードは「連帯」と「協調」
そんな根本さんに田中は「僕たちは何を掲げて日々の生活を送っていけばいいですか? 」と質問。根本さんは「綺麗事に聞こえるかもしれませんが」と前置きしつつ、「やっぱり連帯と協調なんですよね」と返しました。
先日、パキスタンで大きな洪水が起きましたが、こちらは、気候変動由来のもの。気候変動を巻き起こすCO²は、パキスタンからはほとんど排出されていません。日本をはじめとした先進国が排出し続けたツケが、同国の方に回ってしまったのです。根元さんは「損害を排出した国々がどう手当てできるのか。そうした連帯や協調が今、大きく試されています」とコメント。こうして日本のみならず、世界に目を向けた行動をすることで「人間として豊かになるし、学びにもなると思います」と結びました。
国連広報センターでは「SDGメディア・コンパクト」に加入しているBSよしもとをはじめとしたメディアとともに「1.5℃ の約束―いますぐ動こう、気温上昇を止めるために。」キャンペーンを実施中。根本さんは、キャンペーンのタイトルやスローガンなど、「SDGメディア・コンパクト」に加入しているメディアとともに練り上げてきたと回顧。「当事者として関わってくださっているので、コミットメント(責任)が深くなります」と話しました。

「ゆるんだら国連の圧を」
こちらでも、住みます芸人から「深刻化する海岸侵食問題」(富山県/ノビ山本)、「母子家庭の貧困問題」(北海道/オジョー)などの課題報告があり、根本さんと一緒に考えていきました。 最後に根本さんは、SDGsはメディアの力もあって認知を広めることはできたが、同じように気候変動や気候アクションも巻き込みたいと心境を語ります。
また、私たちは、気温上昇に歯止めをかけ、将来の地球につなげていく当事者であり、担い手なんだということを、田中を含む影響力のある人に発信してほしいとお願い。「うねりをつくっていただきたいです」という根本さんの願いに、田中は「“ゆるんでいるな”と思ったら圧をかけてください。国連の圧を」と返して、笑いを誘っていました。
チーキーズ a GoGo!
放送日:11月7日(月)~11月11日(金) 13:00~17:30

全国の住みます芸人が「わたしの街のSDGs」をテーマに、各地域(自治体・企業)が取り組んでいるSDGsをレポート。また、特番「あなたの街から、1.5℃の約束」の約10分に切り出した動画も放送しました。11/7(月)には、本キャンペーンのアンバサダーのココリコ・田中もゲスト出演しました。
11月7日(月)和歌山県(レポートする住みます芸人:わんだーらんど)
熊野(和歌山県田辺市)地域と森林を守る森再生事業を紹介。地域と森林の保全に賛同する企業が耕作放棄地で苗を育成し、育った苗を企業が買取り、その苗を賛同企業と共に熊野の山に植栽。管理は企業が行い、原料のどんぐりは地域の子ども達と拾うという森林再生サイクルです。

11月8日(火)山口県 (レポートする住みます芸人: どさけん、ぶるぼん)
山口県廃棄物リサイクル対策課の行う、「食品ロス」や「プラスチックごみ」など、廃棄物のリデュース(排出抑制)、リユース(再使用)、リサイクル(再生利用)を推進する取り組みについてご紹介。
また、山口県柳井市に本店を構える「フジヤマコーヒーロースターズ」がプラスチックごみ削減につながる、リターナブルカップの取組を先進的に進めている事例も取材しました。

11月9日(水)沖縄県(レポートする住みます芸人:オリオンリーグ)
「おきなわSDGsパートナー」に登録している「沖縄県環境科学センター」の取り組みと、「沖縄ダイビングサービスLagoon」のサンゴ苗作り体験やサンゴ植え付けシュノーケル、サンゴ植え付けダイビングなどサンゴ保全に関する取り組みをご紹介。

11月10日(木)長野県(レポートする住みます芸人:ゆでたかの)
長野県長野工業高等学校の生徒たちのSDGsの活動を紹介。ポヨヨグラムというプロジェクトチームが開発した「よりよい防災マップ」というデジタル防災マップでは長野市内1300か所のデータを利用し、発災前と被災後にwifiスポットなど必要な情報を読み込めるサービスを提供しています。

11月11日(金)石川県(レポートする住みます芸人:ぶんぶんボウル)
白山市・千代野公民館・RETHINK PROJECT・金城大学短期大学部との産官学民連携で行う海岸清掃アートプロジェクトをご紹介。
ワシんとこ・ポスト
放送日:11月7日(月)~11月11日(金) 19:00~21:00

全国ニュースではなかなか取り上げられない「ワシんとこ(私のところ)」=地方や業界のニュースを、事例紹介から有識者を交えての深掘りトークで、1週間通して、色々な目線で気温上昇とその取り組みを学んでいきました。また、特番「あなたの街から、1.5℃の約束」の約10分に切り出した動画も放送しました。
11月7日(月) 放送分
千葉県市原市:SDGsを楽しく学ぶボードゲームを解説!製作者の想いとは?

持続可能な開発目標(SDGs)を楽しく学ぶボードゲーム「Get The Point」市原版の試作体験会が市原市立市東第一小学校であり、6年生17人がプレーしました。
「SDGs未来都市」に選定されている市原市が6月からプロジェクトチームを作って市原版のゲームを企画し、地域版は全国で4例目。メンバーの大学生や高校生が進行を務め、児童らはSDGsへの理解を深めました。

岡山県岡山市:貨物運送にEVトラック導入 脱炭素へ実用性検証
岡山県貨物運送は10月28日、脱炭素社会の実現に貢献するため、電気自動車(EV)のトラック1台を初導入しました。実用性を検証し、台数の拡大を検討します。
車両重量は7・3トン、最大積載量は3トン。充電1回の航続距離は約100キロ、最長11時間(急速充電なら同1・5時間)でフル充電が完了します。
地球温暖化の原因となる二酸化炭素(CO2)などを排出せず、走行音が静かで騒音対策にもつながります。

11月8日(火) 放送分
福井小浜市:海洋プラスチックゴミが、若狭塗の伝統技法により箸の意匠に生まれ変わる!

幅広いラインナップで箸の販売を行っている「株式会社マツ勘かん」は、海洋プラスチックゴミを再利用し、伝統工芸若狭塗(わかさぬり)の技法で加工した箸「oceanオーシャン」の販売を今年7月からスタートさせました。
福井県小浜市は若狭湾に面し、ペットボトルなどの「海洋プラスチックゴミ」が国内外から流れ着く問題を抱えていましたが、今回、福井県小浜市にある県立若狭高等学校海洋科学科の生徒たち発起のもと、約2年間多くの試行錯誤を重ね、商品化に至りました。着想を得たのは、小浜市の伝統工芸「若狭塗」の技法で、『現代の若狭塗箸として、毎日の食卓から「プラスチックを使うこと」「捨てること」について考える新たなきっかけを生み出したい』という願いが込められています。

11月9日(水)
愛知県名古屋市:たこ焼き店の子ども食堂、商売の学校 10代の商品開発、接客担う

ビジネスの実践を積む場として、商品開発や接客といった全ての運営を10代の2人が担うたこ焼き店兼子ども食堂が市内外の経営者らが共同出資をして、名古屋市に開店しました。
また、ファミリーマートなどが行う「フードドライブ」という取り組みも紹介。「フードドライブ」とは、家庭で消費しきれない未使用の食品を決められた場所へ持ち込み、集められた食品をフードバンク団体や福祉施設などに寄贈する取り組みです。

東京:150年前のカレーをSDGsに復刻再現
『日本人がはじめて出会ったカレー“コルリ”』食の會日本橋にて11/7(月)販売開始しました。

11月10日(木)
東京:「令和4年度食品ロス削減推進表彰」受賞者決定

消費者庁及び環境省は、食品ロス削減の取組を広く国民運動として展開していくことを目的として、「令和4年度食品ロス削減推進表彰」を実施しました。
これは消費者等に対し、食品ロスの削減を広く普及し、効果的かつ波及効果が期待できる取り組みを行った団体を表彰するもので、食品ロス削減の取組を広く国民運動として展開していくことを目的としています。

神奈川:保育園×SDGs 国連の日に合わせ、明日葉保育園のSDGs 25選を公開
株式会社あしたばマインドが運営する明日葉保育園は、持続可能な開発目標(SDGs)に賛同し、子どもたちに向けたSDGsの取り組みに力を入れています。

11月11日(金)
千葉:「令和4年度気候変動アクション環境大臣表彰」受賞者選考

環境省では気候変動対策推進の一環として、顕著な功績のあった個人・団体をたたえる「気候変動アクション環境大臣表彰」を実施しています。表彰の対象は「開発・製品化」「先進導入・積極実践」「普及・促進」の3部門。
また、この3部門の中から、取り組み内容や実績、気候変動の緩和などを総合的に判断し、特に著しい功績をあげた個人・団体を環境大臣が選定し「気候変動アクション大賞」が送られます。

千葉:館山で28日から全国アマモサミット 「海のゆりかご」守るため考えよう 北条小の児童らが活動報告
海の自然再生や環境保全について考える「全国アマモサミット2022inたてやま」が先月28〜30日、千葉県館山市長須賀の県立館山総合高校で開かれました。
水生植物のアマモは、魚や貝などのさまざまな生き物の隠れ家となり「海のゆりかご」とも呼ばれており、市立北条小学校の児童が「海を守るために今できること」をテーマに活動報告をしました。
千葉県沖ノ島は、2019年の房総半島台風で倒木などのダメージを受けており、NPO法人「たてやま・海辺の鑑定団」が島と周辺で、森やアマモ場の再生に取り組んでいます。


『あなたの街から、1.5℃の約束 BSよしもと SDGsウィーク』