GTFグリーンチャレンジデー2022「よしもとSDGsステージ」

2022年11月5日(土)、東京・新宿御苑で「GTFグリーンチャレンジデー2022 in 新宿御苑」が開催されました。「つなげよう、支えよう森里川海」と「COOL CHOICE(地球温暖化対策のための国民運動)」をテーマに、広大な芝生の上で「ステージ」「食」「ワークショップ」「マルシェ」「0円服の交換会」などさまざまな"グリーンチャレンジデ”が行われ、その中の一つとして実施された「よしもとSDGsステージ~笑いでつなげよう!支えよう!森里川海〜」にタケトと佐久間一行が出演、会場を盛り上げました。
2022.11.05
よしもとSDGsステージは、お笑いやエンターテインメントを通じて、SDGsと生物多様性を学んでもらおうという企画。まずは、司会のタケトが、吉本興業も環境問題などSDGsに積極的に取り組んでいることを紹介。続いて、SDGsの目標の中から選んだテーマを盛り込んだネタで競い合う「SDGs-1グランプリ2020」で優勝し、よしもとSDGsアンバサダーを務める佐久間一行とのトークショーが行われました。

トークショーは、会場の観客に「地球にやっしい人」に該当するか質問して手を挙げてもらい、そのテーマについてタケトと佐久間が経験談など語りながら学んでいくスタイルで進行します。

プラごみの2%がレジ袋

さっそく、タケトが「1か月で1回もビニール袋をもらわずにエコバッグを使った人?」と呼びかけて観客に手を挙げてもらい、「日本国内でのプラスチックごみの廃棄量の2%程度がレジ袋だそうです。」と解説を加え、観客をうならせました。

さらに、タケトの奥さんがエコバッグを買いすぎたという話や、エコバッグを買ったときに店員さんから「ビニールに入れますか?」って聞かれたという“あるある話”に、たくさんの人が笑顔で頷いていました。

また、CO2削減につながるゴミの分別について、佐久間は、ファーストフード店でごみを捨てるとき、「トレーの上に敷いてある紙の内容をあまり読んでないな~」と思いながら、分別せずにサッと手でゴミ箱に流しがちというエピソードを紹介。目線の近い話から日常の行為を客観的にとらえるきっかけを作ることで、地球温暖化対策や生物多様性を守るアクションにつながる、と優しく喚起しました。

突風によるアクシデントも・・
最後に、佐久間は「イノシシが街にでてきた~とか言うけど、木を切り開いてイノシシたちの住処を荒らしているのは人間側で、こちら側が逆にイノシシたちの住処を荒らしてしまっている」と語ります。その上で、「要は相手の立場になって物事を考えるのが大事ですよね」と話していると、急に突風が吹き、ステージに置いてあったSDGsのパネルとイーゼルが倒れるというハプニングが起きます。
タケトは「これもイノシシの話と似ていて、風は自然に吹くもので、そこに人がいさせてもらっている」とフォローし、自然と人間について考えさせられる結果になりました。

開放感ある野外ステージで自然と接しながら、「SDGsの活動について自分はどうかな?」と考える良い機会となるイベントになりました。