東京百景

東京百景

東京百景

又吉直樹・著
2013年8月26日発売
四六変形判280頁
定価1365円 (税込)

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内容紹介

ピース・又吉直樹 すべての東京の屍に捧ぐ 稀代の書生芸人が、上京してからの何者でもない日々、そして芸人として舞台にテレビに活躍する日々を東京の風景と共に綴る自伝的エッセイ。 すれ違う怪しい人物たち、なんでもない美しい風景、行き場のない気持ち ――いま最も期待される書き手による比類なき文章100編。 『東京百景』を書き終えた時、僕は三十二歳の中年になっていた。 青春と云うには老け込んだ。 だが大人と云うには頼りない。 誇れる事は一通りの恥をかいたという事のみ。 あくまでも自分の生活に附随した風景だから場所が随分偏った。 観光の供にはならないだろう。 しかし、これが僕の東京なのだ。東京は果てしなく残酷で時折楽しく稀に優しい。 ただその気まぐれな優しさが途方も無く深いから嫌いになれない。(「まえがき」より)